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量子論に通じる東洋思想

●西洋から非科学的だと軽視された東洋思想
大航海時代以降、西洋では激しい植民地争いと貿易競争の中、各分野で著しい発展を遂げました。
やがて新しい発明や技術革新が相次ぐ中、それらが科学全盛の20世紀で人類に様々な繁栄をたらした反面、科学の設定条件に合わない東洋思想は非科学的だと無視されてしまいました。
誤解の根底にあるのは、東洋の考え方が全て東洋独特の一貫した思想の上に体系化されていることもあり、長い歴史の中で派生して発展していった経緯も含めて全体像を理解しにくかったからです。その為、理論の展開でこじつけや飛躍が多いと決め付けられる傾向が多々ありました。
現在でも東洋医学の研究者の中には、東洋では精神面の研究が体系的にはほとんど行われなかったと、誤解されている方が多くいらっしゃる事も事実ですが、道家思想(タオイズム)にその高度な研究の痕跡を発見したのがスイス人であるユングでした。

●東洋思想に目覚めた心理学者ユング
しかし、自分の体験事象を西洋科学では説明つかず、東洋思想に目覚めた心理学者ユングは「西洋は、物事を分類したり、選択したりするが、"東洋は世界を全体で一つのもの"と捉える」と語り、量子力学の先駆者でノーベル物理学賞を受けた物理学者パウリ氏との共同研究で『同時性と非因果的な連結の原理』という論文を発表してシンクロにシティ(共時性)理論で従来の科学の因果関係では説明できない『夢の知らせ現象』があることを説明した。

心理学者・精神医学者ユング  物理学者パウリ

●人間小宇宙論の東洋思想
東洋思想の原点の自然思想では「人類を生み出したのは大自然であり、人間は自然物の一つに過ぎず、大自然が『大宇宙』に対して、人間は『小宇宙』であるとし、そのため人間は『自然の法則』に従っていると考えました。
老子

●人間小宇宙論は量子論的発想
人間のスケール1メートルに対して量子論的なスケールである「原子」は100億分の1メートルであり、宇宙論的スケールの地球の公転軌道の直径が100億メートルとなる。つまり人間から見た大宇宙のスケール比と原子から見た人間のスケール比が同じであり、量子論の世界では人間はまさに「小宇宙」であると言えます。そして、東洋思想に量子論的な発想があることは東洋医学的な思考からも伺うことができます。


●近代科学で説明できない事象研究の量子論
(1)原子の外側と内側では法則(常識)が違うのは何故だろうか。

    外側から見た法則

     物質を分解すると分子 → 原子に分解できる

    【例】
      水の分子 → 分解 →  水素原子 + 酸素原子

    内側から見た法則

    【例】
      水素原子 の構造  原子核 1個 + 電子 1個
      酸素原子 の構造  原子核 1個 + 電子 8個

      不思議?

      水素も酸素も「原子核」と「電子」の同じ部品から出来ているのに「電子」の数の違いで「質」が違うのは何故だろうか。       
      因みに、鉄の原子構造は原子核1個+電子26個である。

(2)津波の速さは毎時800Kmでジェット機と同じ位の速さです。
    量子論的には海水は「物質」ですが、波(津波)は物質ではなく「状態」であると考えます。
    スタジアムでの人間ウエーブを考えると人間は立ったり座ったりしていますが、移動していません。
    つまり、ウエーブという「状態」は移動しますが「物質」の人間は上下に動いているだけです。

(3)量子論は「状態」の世界のメカニズムです。
    原子を構成している電子は「物質」ではなく「状態」であると考えると説明が出来ます。
    「物質」は数が増えても変化しません。例えばリンゴ2個→ミカンになることは決してありません。
    しかし、電子を「状態」と考えると数が増えると「状態」が変化して「質」が変わると考えられます。

         電子1個 → 水素
         電子2個 → ヘリウム
         電子3個 → リチウム

電荷1・質量1  電荷2・質量4  電荷3・質量7
    
(4)近い将来、量子論の研究で人間の意識(精神)のメカニズム解明が可能になります。
  これにより、西洋科学の立場から非科学的だと軽視されてきた東洋思想が見直されることが予測されます。



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