大運(だいうん)
人間には誕生時の条件で与えられる「宿命」とその後の自然界の流れの作用が加わる「後天運」とがあります。
その後天運の中でも「大運」は「10年運」とも言い、その人の10年単位の運命の巡りをいいます。他の後天運がすべての人が共通であるのに対して、大運はその人の宿命から割り出す後天運であるため、その人独特のものとなります。
そして、その大運の巡りと宿命との組合せで分析する「大運分析」は一層その人特有のものとなり、その人の運命を分析する上で最も大切な要素となります。
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年齢 |
ファクター |
エネルギー |
天中殺 |
西 |
中央 |
東 |
その他
| 三連結
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WH
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S1
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半会 |
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半会 |
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牽牛 |
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ES
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S5
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PH
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S2
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納音 |
沖 |
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害 |
天剋 |
沖 |
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貫索/調舒 |
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FS
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S4
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半会 |
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禄存 |
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PH
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S8
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半会 |
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半会 |
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貫索/調舒 |
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ES
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S12
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● |
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貴刑/害 |
天剋 |
貴刑/沖 |
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貴刑/害 |
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EH
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S11
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● |
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禄存 |
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MS
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S10
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半会 |
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禄存 |
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MH
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S7
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貴刑/合 |
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WS
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S9
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◇第3旬 24〜33才 大運から主要ファクターを読み取る |
PH 貫索(かんさく)
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自分のペースで長距離を走るような時期です。自分本位に好き嫌いを押し通して、自分の世界を強い意志で守って生き抜くことです。
何か「守るものがある」環境が与えられると、幸運をもたらす10年となります。
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◇第3旬 24〜33才 大運からエネルギー現象を読み取る |
S2 天極(てんきょく)
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本来の守備力が発揮されず、守りが弱くなる10年間となります。但し、ある日突然に財産を失くすということではなく、じわじわと弱くなっていきます。
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期 間
第6旬、第7旬
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◎大運天中殺は天中殺に入る5年前の時期に運気が下がり、現実苦(経済苦)であった場合は陽転し、その時期に運気が上がっていた場合は陰転する特徴があります。
◎大運天中殺は条件により時期が「移動する現象」と,その結果天中殺が重なった場合は、重なった期間だけ、「延長する現象」があります。
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◇第3旬 24〜33才 大運から位相法(いそうほう)を読み取る |
西(家庭)
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納音 沖
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納音(なっちん):家庭環境の変化、因縁解脱、富から貧、貧から富への変化など家族を巻き込むことがある時期です。 沖(ちゅう):家庭環境が変化し、警戒心が出て用心深くなる時期です。今までの結果が壊れるなど積み重ねた実績の変化、配偶者とのトラブル、名誉の変動や蓄財の細分化などに注意して下さい。尚、若年期の対沖は心配ありませんが、中年期以降は苦しくなります。
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中央(自分)
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害
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害(がい):家系上のプライバシーの侵害、心の病、自信喪失など精神不安定に注意する時期です。
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東(仕事)
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天剋 沖
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天剋(てんこく):人生の曲がり角で、衝撃的な変化が起きる時期です。 沖(ちゅう):仕事上の環境が変化し、警戒心が強くなる時期です。目標の変化やスタートのつまづき、エネルギーの浪費、前進力の低下、気持ちだけ先行する焦りなどに注意して下さい。
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その他
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該当なし
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該当しません
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◇第3旬 24〜33才 大運から三連結(さんれんけつ)を読み取る |
貫索/調舒
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PH 貫索(かんさく):自我・頑固の世界の『PH 貫索(かんさく)』は、「WS 玉堂(ぎょくどう)」の知恵に支えられ、その結果、「FS 調舒(ちょうじょ)」の孤独の世界を作り出します。そのため、常に孤独の立場に立つことを覚悟しなければなりません。 FS 調舒(ちょうじょ):孤独の世界の『FS 調舒(ちょうじょ)』は、「PH 貫索(かんさく)」の頑固な守備に支えられ、「EH 禄存(ろくぞん)」の愛情と奉仕を目的としたものでなければなりません。
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