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「老馬の智、用うべきなり」

こんな話がある・・。
中国史上、最高の宰相と言えば管仲、斉の国に仕えた人物である。
春秋戦国時代の話、連日の戦いで死にもの狂いで逃げる途中で道に迷う。
その時、管仲が発した言葉がこれである。
老いた馬は賢いのでその馬に道を探させよ!と命をだしたのである。
人の役に立たなくなりつつある老馬を上手く活かして用いるという発想が
流石に管仲である。紀元前の宰相の格言は未だ錆びずに生きている。
言わずもがな。管仲とはこの格言の主。。
「実つれば、すなわち礼節を知り、
衣食足りれば、すなわち栄辱を知る」

現在でも同様に、老政治家の知恵は衰えないものである。
肉体は時間と共に衰えるが精神には時間の限度は無く無限である。
肉体が滅びるまで融合活動は衰えない。長老の知恵は大きいのだ。
「老人の智、用うべきなり」を実践する人は成功している。