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集団の活かし方・24分類法

人間を分析するにあたっては、高度の視野を以って臨まなければならない。
人間の法則を知らずして軍略は語れず、人間個人を知らずして集団を活かす事は出来ない。
集団の中の「個」を如何に生かすかに、24分類法は研究され、作られている。
また、24分類法は単に人間の人間による観察力や思考をもって生まれたものではなく、
如何な時代でも変化する事のない宇宙の法則と自然界の法則を以って基本概念としている。
それは、宇宙イコール人間、人間イコール自然物とする真理から生まれた思考法である。
自然界の法則から生まれた「干支符号」に肉体の出発点を合わせた「六タイプの欠け部分」と「精神・現実・集中・思考の四つの領域」から編出した理論である。
欠けた部分から生まれる人間の「欲望」と「知・情・意」を大きく捉えたものである。

この24分類法は、人の運命とか性質を知る以前に人間の視野と思考ポイントを知る上で
大切な初段かいの分析であり、人間を集団の中で捉えれば24分類法なしに集団は語れず、
個人を活かすにおいても活かす事は出来ず、その人の人たる所以は語れないところとなる。
従って、個人の性格、運命、男女の特性等は、その後の分析過程で知る事としている。
集団の中の個を如何に上手く活かす事が出来るのか?此処に人間分析の必要性がある。
集団の最も小さい形が家庭であり、親子関係、大小の組織集団、村、町、県、国がある。人間は個といえども集団の中の個であるという事を考えれば、集団の中に如何に生くべきかの思考を出発点とする生き方が最も大切な事ではないかと考える。また、人間の運命は単独、単身で生まれるわけではなく複数の人間関係の中で起こると言う事である。
24分類法を知る者は囲碁に見る「傍目八目」の如く、有利にして勝利を得る者となる。
さしずめ、経営者の軍略とは何かと言えば?
世の中を見る観察力であり「人使いの術」であると言えるでありましょう。
▲精神才能と思考型 Kタイプ → 複雑思考人間 → ゼネラリスト→個人/集団
▲精神才能と集中型 Nタイプ → 単純思考人間 → ゼネラリスト→集団・
▲現実才能と思考型 Hタイプ → 複雑思考人間 → ゼネラリスト→集団
▲現実才能と集中型 Mタイプ → 単純思考人間 → スペシャリスト→個人