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シャープの凋落

大企業にあっても事業継承には法則がある。大きな知恵の支えが必要である。
企業は6対4の割合で優秀な人材を持つ事。優秀な人材は無敵である。
特に、後継者の中でも二代目、七代目、十二代目を担う社長は、その役目として
教育の要素を経営術の中に持たねばならないのである。これが法則である。
新たな教育改革なしに従来の状態を引き継ぐだけでは七代目を維持、安定には至らない。遡って徳川家の例を見ても、二代目秀忠公はこの法則を以って三代目へと繋げている。
そして、四代目の豊かな時期を経て、五代目で確固たる自信と安定を得ている。
(株)シャープの七代目社長は目を伏せて「何もしなかった・」との言葉を残しているが、この法則を知らずして、百花の凋落飛散への道を選んでしまったのか、と。