子供置き去り事件のその後は?
この事件は、実に今の社会問題を反映した事件といえるようだ。
しかし、この事件、あれだけ連日マスコミが騒いだにも関わらず、
その後の行方を、どのメデイアも取り上げない事の不思議がある。
内容から、何故、わずかに7歳の男児が、7日も一人で居られたか。
何故、7歳の子供に躾と称して、父親が応対するのかの不思議がある。
何故、母親の声や姿がないのか。実に謎の多い事件に感じた。
子供の養育においては、7歳までは母親の対応が普通の家庭である。
しかし、母親が母親の役目を果たしていないかの家庭に見えた。
そこからして、この家庭は再婚同士で有る可能性が強い。
子供である本人は多分に家庭にあって辛い日常があったのでは?
毎日、さびしい環境で父親を待っていたのではないか?等々と。
想像してしまう程に、「父の我慢と子の我慢」が哀しい事件であった。
母親の接し方が実の子供に対しての接し方とは全く違うところから
想像するのであるが、確かに母親の実子ではないと想像する。
この事件が示唆する点は実に大きく多く、前代未聞の不思議な事件と考える。
特に、男の子を持っての再婚はその子にとって大きなマイナスの質を
与えてしまうという事を知っておいて頂きたい。
なぜなら、男の子は精神的であり、精神が傷つくと一生それを背負う。
その点、女の子は現実的であるので、却って逞しく育つというもの。
男女の育て方においての違いはあっても、此れが男女差であり、
男女の特性というものである。男女は決して同じではない。
人間としては平等であっても役目が違い、役目に男女の差があるという事である。
男子の父親対応は14歳以降が良く、役目としては健全な精神を宿らせる事にある。
そして、離婚の少なかった時代なり、今までの普通の家庭はその深い意味を知らずとも
自然にそのような形を取って来たものである。
子供を持っての離婚の弊害は実に大きく、子供の未来に影響を与えるばかりか、
その数が多い程、社会に変革を齎す事は確かのようである。