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金賤し!

金賤し!
人の人たる所以とは何であろうか?
それは、瓣別能力があるということである。
判断能力があるということである。
一極二元の陰陽論をもって解説すれば
人間を一極に、肉体と精神から成るのが人間。
   人間
  ⋰   ⋱
 肉体  精神
他人の眼に見える肉体と、他人の目に写らない
精神から成るものである。
しかし、精神に宿る思考は後に必ず肉体を通して
行動となって再現されるものである。
そこに、その人物の思考次元が見えるというもの。
つまり、人間の精神の価値を決定するものは
後に、表面にあらわれる現実的な行為であるといえる。
利益を前にしては、正義を忘れ、
生においては、寡欲を忘れ、瓣別をわすれ、立場を忘れた、
・・・驕れる政治家の行為。
当に、「金、賤し」である。