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接運時の出来事

接運とは個々の「大運と大運のつなぎ目」の事であり大運の変わる前後5年間の事を言う。

接運は運命の変わり目であり、それだけにいろんな変化が起きる。例えば思考など精神的な変化、体調の変化、家族の離反、仕事上の突発事故、他人の言葉に乗せられやすい等、運の波が荒れるところなのである。

接運十現と言われる程、様々な現象が集中して起きるところである。

そこで、オリンピック・エンブレム問題でメデイアに躍り出た人物に至っては、現在、丁度43歳の10年運に入り「接運」の時期に当たっている。

又、自身の五旬からは大運天中殺の入り口であり、加えて今年は仕事が病気をするところで何かと進展し難い形となっている。

・・個人の接運時は誰もが最悪状態を想定し、生活状態を変化させないように気を付けるべきところである。

残念な事に「千載一遇」か「盲亀の浮木」かのチャンスは脆くも「接運」の時期に遭い雲散霧消と化した。

「好事、門を出で得ず。悪事、千里を走る。」との諺の如くか。

曰く、「仕事に便法はない」という事になりましょうか。

思えらく、運命とは決して粗なるものではなく、人間の考え及ばないような密なる仕組みがある

ようである。又、一切の事柄に天の定めた時期があるという事ではないか、と。

詰るところ、人間の名誉も財運も「授かる人の器に従う」という事ではないか、と。