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百事の禍

其の五:「国には国の格、民族には民族の格がある。人に人の格が有るのと同じである。
そればかりか、物にもそれぞれに格がある。格は尊貴なもので、全ての格を総合するものが人格である」と言われるが、近年、政治家の人格には問題が多すぎるのではないか、と。
古の政治家「管仲」は「天下を得るには、先ず人を得る」との言を残したが、古を「師」とし「管仲」を崇拝した毛沢東も同じくいっている。「準備なくして行動なし」と。
政治家のトップたるや人を選ぶ資質を持つ事、然るべきであり、閣僚たるや「人格」「実績」能力」の三条件を備えているのは当然の事とする。この基本がぐらつけば国は危ない。
唯唯、「野心は大きいが知恵が足りない!」ことほど然様の政治集団、何をか況やである。
此れこそ、百事の禍のもとである。