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「口は心の門」なり

公人の立場を持つ人達は「口は心の門」の心得をもって発言すべきである。

発言については、主張すべきところは主張し、

沈黙すべきところは沈黙する。

これが公人としての嗜みではないか、と。君子を愛好すべきではないか、と。

・・・問われもせぬのにしゃべる、これをオシャベリという。

・・・一を問われて二まで答える、これをオセッカイという。

どちらもよくない。

古人の知恵を取り入れて欲しいものである。

古い諺に「駟も舌に及ばず」というのがある。

口から出た言葉は四頭立て馬車の早さをもってしても追いつかない、という

ことらしいが、・・・・昔の四頭立ての馬車は早かったのだ。