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軍略で読むトヨタの行く末

豊田章男新社長はトヨタを救えるのか?
by 監修者

世界のトヨタともあろう大会社が、何故後継者選びに軍略を使用しないのかが不思議である。
この不況の大事な時に人材不足とも思えないトヨタが何故?
私情をいれたような新社長人事に及んだのか? 残念としかいいようがありません。
徳川家270年は、築城から全てに亘り、「天元術」を駆使し、その人事・世継に至ってはすべて軍略によって決定されたと言うことでした。

新社長が特別の強靭な運命を所有しているなら兎も角、現状をそのまま当てはめたような運命である事など知ることなく・・決定されたのであれば、
歴史が生んだ人間の知恵の結晶「人間学」はトヨタにあっては価値として存在しないのでしょう。
そう、考えざるを得ない人事だということです。
まず、戌亥天中殺は後継者ではない人物ですし、本人がかなりの忍耐力をもってしても葛藤からは逃げられません。

今までに経験のない金融世界危機に際して、オバマ新大統領程の強力な運(天剋地沖)でもあれば、まだ、救いになった気が致します。
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【豊田章男 新社長を分析する】
豊田章男 1956年5月3日生
24分類:KFタイプ
行動タイプ:集団行動型3
適職:保管的仕事。サービス、宣伝的仕事。
才能:論理的才能。創造的才能。
リーダー型:昇型○
リーダー資質ランク:A
リーダー資質コメント:バランスが良く、人使い上手く、影響力大。

丁度、51歳から61歳までは「人生の壁」の時期となります。年齢で言えば、51歳・52歳・57歳と苦しい時期になります。
そして大運には「龍高」が巡っており、これは波乱・動乱期を意味します。
この十年間(51歳から61歳)は社員・目下との間に苦労が多くなりますが、元々新社長は、目下・部下に対しての厳しさを持ちますから、弱い社員は大変な苦労を強いられる事になります。

加えて、51歳からは20年間の大運天中殺と変剋律が同時にきていますので、考えられない事態が待ち構えているでしょう。
現社長とは違い、視野の広さのあり、多少神経の太さがある社長ですが、かなりの精神苦が想像されます。

現社長はエネルギー数が少なく、年齢的にも限界を感じられたのでしょうが、守備力(天干一気格)の強い現社長がもう少し頑張った方が良かったはずです。
新社長には2010年に、社会面でもう一つ大きな変化が現れます。

新社長は、習得本能が強く、無意識であっても何かを吸収しようとする意欲のある方です。
欠点としての、まとめ下手な部分は適任者に任せた方が宜しいようです。社内にも困難が多いという、そういうトヨタ時代を引き継ぐ形となりそうです。

いずれにしても、変剋律大運と大運天中殺は大きな現象で、精神苦となり、龍高型の巡る大運時期は動乱を意味します。

【ポイント】
・龍高=動乱で忍耐を強いられるという大運である。
・新社長は仕事運に人一倍苦労が多い。
・Fタイプ(戌亥天中殺)と言うことは、分家運で家系が上手く繋がらないと言う暗示。