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本日のDNA 「南方 熊楠」

南方 熊楠(みなかた くまぐす)1867年5月18日生まれ

著書「十二支考」でも有名な博物学者であり、菌類学者。
明治時代に生まれ、日本のみならず、世界を股に駆けて活躍した偉人。
子供の頃から神童と呼ばれる程に頭脳明晰でありながら奇抜な言動や奇行が目立ち、多くの人々を驚かせた南方熊楠は何者だったのでしょうか?

その答えは、算命学の計算ロジックにより明確に捉えられていました。


Minakata_Kumagusu.jpg
写真は1891年の渡米中の南方熊楠

[南方熊楠の横顔]
和歌山市生まれ、幼い頃から並外れた記憶力があり、知識欲も半端ではなかった。
特に動植物に興味を持ち、読んだ事や独学で学んだ事は全て漏らさず吸収することから、歩く百科事典と呼ばれた。
和歌山中学校を卒業し、共立学校(現、開成高校)へ入学。
その後は大学予備門(現・東京大学)へ進み、同期には夏目漱石、正岡子規、秋山真之などの面々がいた。
1886年に19歳で単身渡米し、働きながら研究と読書に没頭し、アメリカ各地を転々とする。
語学はきわめて堪能であり、英語は元よりドイツ語やフランス語など19ヶ国語を操ったといわれている。
1892年にはイギリスに渡り、大英博物館で働きながら後に考古学や人類学の研究に没頭する事になる。
1897年には当時イギリスに亡命中だった孫文と知り合い、交友を深める。
帰国後も定職には就かず、菌類の研究しながら幅広いジャンルで論文を発表。
自然保護運動などにも力を入れた。


[着目点1]
異常(特殊)干支である戊戌を宿命に持っており、言い伝えられている熊楠の奇行の原因と言っても過言ではありません。

この異常干支を所有している場合、高い教養を身に付け、知的な生活環境にいると特殊な行動・思考・感性が現れ、他人の眼から見て異質な人に感じられる事を意味しています。
南方自身の異常な知識欲から教養を身に付けた事で、結果的に普通の人には奇行として映ったのかもしれません。

[着目点2]
更にもう一点、陽図の北と西の方向の二箇所に玉堂型が位置している事から、ずば抜けた頭脳明晰さを証明しています。
この玉堂という型は、大雑把に言うと知能指数の高さとの関連性が見られ(編集部調べ)、算命学の定義としても縦線である精神才能に分類され、学術的な才能に優れている面を持っているとされています。

実際、知的なリーダー格の人物や学者などにも所有者が多いのも事実です。
ただ、欠点として良い事も悪い事も素直に学習し吸収してしまう為、育った環境によってその後の人生の良し悪しに影響してしまいます。
例えば、アメリカマフィアの大ボスにも玉堂型の所有者が多く、実際のIQの高さが一致しているケースが多々あります。(編集部調べ)

<玉堂型を持っている有名人>
南方 熊楠(2つ所有)
アルベルト・アインシュタイン(2つ所有)
湯川秀樹(2つ所有)
セオドア・カジンスキー(ユナ・ボマー)(2つ所有)
坂本 龍一(3つ所有)
エルビス・プレスリー(1つ所有)
リヒャルト・ワーグナー(1つ所有)
イゴール・ストラヴィンスキー(1つ所有)
ヒラリー・クリントン(1つ所有)
コリン・パウエル(1つ所有)
ヘンリー8世(1つ所有)
ナポレオン1世(1つ所有)
児玉 源太郎(1つ所有)
中田 英寿(1つ所有)
ロナウジーニョ(1つ所有)
ディエゴ・マラドーナ(1つ所有)
田中 角栄(1つ所有)
蒋 介石(1つ所有)
ウィンストン・チャーチル(1つ所有)
菊川怜(1つ所有)
タモリ(1つ所有)
太宰 治(2つ所有)
吉川 英治(1つ所有)
川端 康成(1つ所有)
三島 由紀夫(1つ所有)
ジョン・ゴッティ(マフィアのボス IQ140)(1つ所有)

[解説]
玉堂型は一つであってこそ、本来の玉堂を発揮出来ます。
実は南方氏の様に二つを所有している場合は、龍高的な意味合いに変化してしまい、真の玉堂は内側に隠れてしまうとされています。
ですから、南方氏は龍高的な面が表に出ていると言えます。
また、玉堂が3つの場合は更に龍高型の意味合いが強くなるとされています。

※注意
玉堂型ばかりが頭が良いとは断言できません。龍高と呼ばれる型も思考パターンの定義が違いますが、これもまた同様に知能指数に影響していると考えられます。
最終的には、陰図の何から生れた玉堂なのかを求める事が重要になり、特に天才型と呼ばれるのは陽図で玉堂が北方にあり、才能が玉4として、その他が全て1になる形とされています。


玉堂型と龍高型に関しては、また後日に特集したいと思います。