2017年03月19日

役割の上下を以って結婚の形

昨今のニュース番組から、時の権力者の見苦しい弁明の中に「私と妻は対等でありますから・・」との言が飛び出したが、その言葉から「不完全な結婚」の形を想像してしまう。
実に結婚とは?人間が生きる上で最初に作る最小の集団である。これが結婚の形である。
人間の出発点として、一人の男性と一人の女性が作る小さな生きる範囲の家庭である。
そこには、細やか営みがあり、平凡な人間の姿があり、一つ一つを積み上げて行く小さな努力の世界がある。全ての運命の出発がこの家庭から始まり、家庭の在り方が、やがて運命を作り出して行く。そこで夫婦は目的を一つとし、一つの目的の為に二人で役割を果たしていく事になる。夫婦は蓄積という目的の為にお互いの役割を所有するのである。

続きを読む "役割の上下を以って結婚の形" »

2016年12月18日

集団の活かし方・24分類法

人間を分析するにあたっては、高度の視野を以って臨まなければならない。
人間の法則を知らずして軍略は語れず、人間個人を知らずして集団を活かす事は出来ない。
集団の中の「個」を如何に生かすかに、24分類法は研究され、作られている。
また、24分類法は単に人間の人間による観察力や思考をもって生まれたものではなく、
如何な時代でも変化する事のない宇宙の法則と自然界の法則を以って基本概念としている。
それは、宇宙イコール人間、人間イコール自然物とする真理から生まれた思考法である。
自然界の法則から生まれた「干支符号」に肉体の出発点を合わせた「六タイプの欠け部分」と「精神・現実・集中・思考の四つの領域」から編出した理論である。
欠けた部分から生まれる人間の「欲望」と「知・情・意」を大きく捉えたものである。

続きを読む "集団の活かし方・24分類法" »

シャープの凋落

大企業にあっても事業継承には法則がある。大きな知恵の支えが必要である。
企業は6対4の割合で優秀な人材を持つ事。優秀な人材は無敵である。
特に、後継者の中でも二代目、七代目、十二代目を担う社長は、その役目として
教育の要素を経営術の中に持たねばならないのである。これが法則である。
新たな教育改革なしに従来の状態を引き継ぐだけでは七代目を維持、安定には至らない。遡って徳川家の例を見ても、二代目秀忠公はこの法則を以って三代目へと繋げている。
そして、四代目の豊かな時期を経て、五代目で確固たる自信と安定を得ている。
(株)シャープの七代目社長は目を伏せて「何もしなかった・」との言葉を残しているが、この法則を知らずして、百花の凋落飛散への道を選んでしまったのか、と。

2016年12月09日

囲碁と次元と人間学

古代堯帝が愚息の品行方正のために作ったのが「囲碁」と言われる。
「囲碁」は人間関係性を説いたものである。
宇宙の最小全体図である「陰陽五行理論」に乗った人間学である。
その碁盤は19×19=361 中央は「人の次元」と考える事から常に
伏せる事としてマイナス1とし360°の宇宙「紫垣界」を成している。
「人の身の三百六十節・四肢九窮はその大具なり」の言の如くに、
大宇宙に対して「人間小宇宙論」を創りあげたのである。
碁盤上には異なりの視野と異なりの次元を持った人間関係、社会があり、
段差五行説と宇宙の法則に基づく真理から見事に具現されるものである。
縦線を空間、横線を時間として、その交点に人の次元の高低を置き、
又、人間世界の死活を含めた諸々を、縦横思考の下に人の在り方を
編出すものである。(繋がった石は強く・・孤立した石は弱い)
実に縦横学の淵源はここにあり、一子相伝・口伝・耳受により研究され、
更に算命学へと続き多くの学説集を生み出し、軍略(予測・対処・準備)
集団学・人間学(知・情・意)としての高さを所有するものである。

2016年10月22日

寿ければ

寂聴氏の「死刑制度」に関する発言が物議を醸している。
確かに、これは、偏した中庸を欠く問題発言である。
「人を殺したがる・・・馬鹿ども!」と死刑廃止論を唱えたが、
この発言には被害者の身内が怒っている。いや、被害者でなくとも。
一言で氏は、子供より自己を優先した自己愛の強い人物と言える。
その実は、本人が万言を費やしても自己愛の域から出る事はなく、
又、その自愛の人に、慈愛なり博愛精神は宿るべく無く矛盾が多い。
僧侶の姿を借りての説法等も「恥ずべく偽善」とする人も多いのだ。
哀しいかな、「寿ければ、辱多し」である。
時過ぎて「耄耋の境に在り・・忘を病める・」老者の発言かとも。

改めて「法」の本質とは「信賞必罰」にあり!と認識する。
「刑法」の中の死刑制度は何も善人を罰するものではない。
極悪人を罰する事、悪事を未然に防ぐという両輪を持つものである。
仮に、情性を頼りに罰を加えず、守るだけなら「法」とは言わない。
「法」を守備本能の世界に置けば治安は乱れ安全な暮らしを失うのみ。
「法」とは裏側に手段としての攻撃本能の支えを持つものである。
「法」を守った者は必ず賞し、「法」を破った者は必ず罰する。
故に、法務大臣は役目としての仕事を粛々と断行する事にある、と。

そして、枢言に曰く・・・。
正統な刑罰は暴虐ではない。
正当な褒賞も浪費ではない。
「信賞必罰こそ、最高の徳である」と。

2016年07月28日

女性の活躍は動乱期の入り口

平和期は中間層が多く、動乱期は中間層が減る。
その結果として、二極化する。
又、世の中が平和の時は女性の出番が少なく、
世の中が荒れて来ると男性の力が弱くなる。
その結果として、女性の出番が増える。
女性はどんな不安な未来でも前進できる・・。
・・・これが男女の特性である。
男女は基本的には同格であるが、ものの捉え方や
考え方が女性の世界と男性の世界では違いがあり、
当然ながら、役割・思考にも差があり違いが出る。
一例から、先ず組織図がピラミッド型から平面型に変化。
組織では男性の長は能力重視、対して人間性重視が女性。
又、女性は長期プランが不得手、短期プランが得意。
男性は精神性が強くプロセスを大切にし、途中を考えるが
女性は、何故そうなったかを考えずに結果だけを見る。
そして、女性が活躍する世の中は一見華やぎ変化の兆し!が。
それが動乱期の入り口となる。
そして、動乱期に強いのは女性である。

2016年07月09日

アノミー現象とは

辞書では「社会的無秩序状態、社会的基準や価値が見失われ混乱している状態」とあるが良く解らない、インターネットで検索しても、いろいろ解説しているがもう一つ理解出来ない。
これはフランスの社会学者のデュルケムが提唱した用語であり、彼が『自殺論』においてこのアノミー現象を解明した。彼が自殺の研究をする中で気が付いたことは、経済が不況になると自殺者が増えるのは誰もが想像出来ることであるが、経済的に好景気で生活水準が急上昇した時に自殺者が増えることを発見し、この現象を以下のように説明している。つまり人間は生活が苦しいなどの外面的なことから自殺するのではなく、「連帯」を失った時に自殺する。
ビジネスに成功し、急に豊かになって生活スタイルが変わると、それまでの友人達との連帯感を失い、以前のように友達付き合いが出来なくなる。ところが新しい友人が持てるかどうかというとそれが出来ない。つまり以前から豊かだった人達からは「成り上がり者」とさげすまれるので、仲間に入って行けない。その結果この人は連帯をどこにも見出せず、自殺を選ぶというのである。

続きを読む "アノミー現象とは" »